ブログ

カテゴリ:授業の様子

【44期生】国語科 「比喩で表現」中編

前回の記事の続きです。

「比喩で表現し、図形を説明しましょう。」

「今から、お隣さんと2人1組になります。」

「左側の列の人は、教室の後ろ(ロッカー方面)を向きます。」

「右側の人は教室前方にあるテレビ画面に映し出された図形見てください。それを比喩を用いて説明します。」(丸、円は”ボール”や”卵の黄身”など喩えて説明する。)

 「説明の時間は1分間です。」


最初のお題はこちら

 


※この記事をご覧のみなさんも説明してみてください。

 
~教室の生徒の声~

「ちょうちょ!ちょうちょの羽みたいなのがある!!」

「ハートとハートが重なっていて、それが横に羽みたいに広がっている!」

「四つ葉のクローバーの上と下の葉っぱが無いような図形!」

 

~実際に描かれた図~

上手に描けています。すばらしい。

伝え方の難しさを感じましたね。より分かりやすい表現を目指していこう!

 

「では、左右の役割を交換しましょう。」

次のお題はこちら

出した瞬間に困惑の声が多数、聞こえました。

※ご覧の方々もお考えください。

 

~教室の生徒の声~

「くもみたいな形があって!」「えっ!?クモってどっち!?空にある方?生き物の?」

「止まれの標識みたいなのがある!」「道路の標識!?難しいよ!」

「〇〇!〇〇!(某ファストフード店名を連呼)」

 

~実際に描かれた図~

このお題は難しすぎましたね。それでもよく特徴を伝えました、すばらしいです。

「止まれの標識」と言われたらそうですよね。改めて、表現の難しさと伝わった時の嬉しさを体験できたでしょうか。

 

授業の最後に、難易度の特に高い問題に挑戦する人を募集しました。次回はそれを紹介したいと思います。

( 続 く )

【44期生】国語科 「比喩で表現」前編

国語の授業の中で「比喩」という表現方法を学習しました。

比喩とは「ある事柄を似たところのある別の事柄で、たとえたもの」です。

そして、「両者には共通点があり、それがみんなに知られているもの」であることが条件となります。

 

 この記事をご覧の皆さんは、下の図をどのように説明しますか。(電話相手など)目の前に人がいなくて、図を見せられない相手に形を伝えるつもりで、考えてみてください。

 

 

 これを「円柱」と表現するのは、数学(算数)なら正解です。しかし、国語の比喩表現の中では、正解になりません。なぜなら、「似たところのある別の事柄」でたとえていないからです。何にたとえられるでしょうか。

 

生徒に尋ねると

「缶」、「コップ」、「電池」、「トイレットペーパーの芯」、「筒」

といった表現が挙がりました。

 

人によっては「ハンコ」や「スティックのり」なども挙げていました。

 そういえば、こういう形をした「お菓子の箱」がありますよね。その商品名を言われると、即座にパッケージが思い浮かぶことでしょう。

 

「回転扉」という表現には思わずうなりました。よく思い付くなぁ。と。

 

授業では、2人1組で、比喩を使った伝え合いをやってみました。モニターに映し出された図を片方が比喩を使って説明し、もう片方が絵で描きあらわす。という活動です。

 絵の上手い、苦手は関係なしとして、特徴を掴めていればいいとしました。また、そっくりな絵が描かれたら、それは描いた人ではなく、説明した人の「伝える能力の高さ」として、評価しています。

お題の図や、生徒たちがどのような絵を描いたのかは、後編で紹介します。

 

( 続 く )

【44期生】授業配信(オンライン)

黒板に貼られたテープ

真ん中に設置された机と段ボール

実はこれらは全て授業の様子をオンライン配信するための準備です。

学校で授業が受けられなくても学びが保障されるように、教室の様子を配信しています。

機材の関係で44期生は1年5組の教室で行われている授業(国語・数学・社会・理科・英語)のみの配信です。

黒板のテープは、カメラに収まる範囲の面積を表していて、授業者はその範囲内で授業を展開しています。そして、あの机と段ボールはカメラアングルとしてのベストポジションをキープするために、細かく置き場所が定められています。

PCとともに真剣に授業に参加する様子

 

授業で気になったことや質問は、神根中まで連絡して相談してください。

048-296ー7025

 

【44期生】道徳の授業

本日は月曜の時間割だったので、道徳が週の最後の授業になりました。

家族の思いにふれて」というテーマで「」という教材を読みました。

タマゴマンという可愛らしいキャラクターが出てくるのですが、内容は学校内で起きた不快なできごとが題材になっています。もし、自分の身に起きたら と考えると切実な内容だったかな。

家族に迷惑はかけたくないという思いから悩みを抱え込む人もいたし、家族を信じて話すことで、頼ろうと思う人もいました。でも、どちらの生徒も、家族を思いやる気持ちに変わりはなかったです。

どんなことが起きても家族は、そばで寄り添って、守ってくれます。

大切な家族の思いを改めて考えて、この土日を過ごしてください。

真剣にワークシートを書く様子鉛筆

積極的な挙手!よく手が挙がりました了解花丸

 

【44期生】福祉に関する講座

本日の3、4時間目は福祉体験活動として、ゲストティーチャーによる講座が開催されました鉛筆

テーマは「認知症サポーター養成講座」です。

神根東地区包括センターの職員さんのリモート授業です。teamsで繋いだ画面をよく見ながら、認知症について、そして認知症の方々をサポートするためにできることを学びました。

認知症は、周りの人の理解と支援(サポート)がとても重要になります。冷たい対応や心のない言葉かけをしてしまうと、さらに悪化してしまうそうです。

 人と人とが支え合って、生きていくことが大切だと改めて思いました。