2022年2月の記事一覧
【進路】1,2年生向け(志願者倍率とは)
2/21(月)の11時に公立高校の志願者倍率情報が公開されました。3年生の先輩方はこの数字を見て、「自分と同じ高校を受検する人の数」と「倍率」を知ります。
ここで言う、「自分と同じ高校を受検する人の数」とは神根中だけではありません。川口市内もそうですが、埼玉県全体の中学三年生の人数です。
さて、「倍率」とは何かそれは、
〇人のうち、1人が合格する。
ということです。この〇の中に入る数字が「倍率」です。
例えば、倍率が3.0だったら3人に1人が合格するということです。
倍率は下の計算で出されています。
受検者数 ÷ 募集定員 = 倍率
実際に計算してみましょう。
①募集定員が200人の高校に、240人受検する時の倍率は?
②募集定員が200人の高校に、200人受検する時の倍率は?
③募集定員が200人の高校に、190人受検する時の倍率は?
①の答え:1.2倍 ②の答え:1.0倍 ③の答え0.9倍
です。
①は↑の文章に当てはめると「1.2人のうち、1人が合格する。」となりますが、「1.2人」って変な数え方ですよね。人は一人、二人…と数えるから小数点以下の数字はつかないはずでは?その通りです。だから、こういう場合は10倍(×10)をしてみましょう。すると、「12人のうち、10人が合格する。」となります。もし、倍率が「1.8」だったら、18人受けて10人が合格すると捉えます。
②と③に関しては定員の数ちょうど、または定員より少ないので、受検者は全て合格となります。それでも気を抜かずに一生懸命、試験は受けます。合格した後にある高校生活も大事ですからね。
さて、一般的に考えれば倍率は高いほど難しいとされています。
しかし!それは飽くまでも数字のお話です!たとえどんな倍率でも、確実に合格できる人数(募集定員)は変わらないです。そこに入れるように今できる最大限の努力をして、試験を受けてほしいですね。
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