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学校ブログ★★

【44期生】国語科 「比喩で表現」中編

前回の記事の続きです。

「比喩で表現し、図形を説明しましょう。」

「今から、お隣さんと2人1組になります。」

「左側の列の人は、教室の後ろ(ロッカー方面)を向きます。」

「右側の人は教室前方にあるテレビ画面に映し出された図形見てください。それを比喩を用いて説明します。」(丸、円は”ボール”や”卵の黄身”など喩えて説明する。)

 「説明の時間は1分間です。」


最初のお題はこちら

 


※この記事をご覧のみなさんも説明してみてください。

 
~教室の生徒の声~

「ちょうちょ!ちょうちょの羽みたいなのがある!!」

「ハートとハートが重なっていて、それが横に羽みたいに広がっている!」

「四つ葉のクローバーの上と下の葉っぱが無いような図形!」

 

~実際に描かれた図~

上手に描けています。すばらしい。

伝え方の難しさを感じましたね。より分かりやすい表現を目指していこう!

 

「では、左右の役割を交換しましょう。」

次のお題はこちら

出した瞬間に困惑の声が多数、聞こえました。

※ご覧の方々もお考えください。

 

~教室の生徒の声~

「くもみたいな形があって!」「えっ!?クモってどっち!?空にある方?生き物の?」

「止まれの標識みたいなのがある!」「道路の標識!?難しいよ!」

「〇〇!〇〇!(某ファストフード店名を連呼)」

 

~実際に描かれた図~

このお題は難しすぎましたね。それでもよく特徴を伝えました、すばらしいです。

「止まれの標識」と言われたらそうですよね。改めて、表現の難しさと伝わった時の嬉しさを体験できたでしょうか。

 

授業の最後に、難易度の特に高い問題に挑戦する人を募集しました。次回はそれを紹介したいと思います。

( 続 く )

ネットトラブル注意報⑩

視聴覚第10号 写真・動画を投稿する際の注意点携帯端末

 

 SNSなどのサービスには、日々さまざまな写真や動画が投稿されています。みなさんの中にも、自分で撮影した写真や動画を頻繁に投稿している人がいるのではないでしょうか。しかし、インターネットに投稿される写真や動画の中には、問題のあるものも少なくありません。

 

↓詳しくはこちらをご覧ください。

ネットトラブル注意報⑩.pdf

ネットトラブル注意報⑨

困る第9号 「SNS疲れ」について情報処理・パソコン

 

 「SNS疲れ」という言葉を聞いたことはありませんか。SNSでの人とのつながりに疲れて、SNSを使うことが負担になってしまう状態のことを言います。「SNS疲れ」を感じる利用者は増えており、SNSを日常的に利用しているみなさんにとっても見逃せない問題となっています。

 

↓詳しくはこちらをご覧ください。

ネットトラブル注意報⑨.pdf

【44期生】掲示物紹介③

一学期に掲示していたものをもう一度、掲示しました。場所は多目的室の掲示板です。

入学式

クラス集合写真

新入生歓迎会

校外学習(イイナパーク)

まだ、一年も経っていないですが、とても懐かしい気分になりました。

 

(過去の関連記事)

【44期生】掲示物紹介①

【44期生】掲示物紹介②

【44期生】国語科 「比喩で表現」前編

国語の授業の中で「比喩」という表現方法を学習しました。

比喩とは「ある事柄を似たところのある別の事柄で、たとえたもの」です。

そして、「両者には共通点があり、それがみんなに知られているもの」であることが条件となります。

 

 この記事をご覧の皆さんは、下の図をどのように説明しますか。(電話相手など)目の前に人がいなくて、図を見せられない相手に形を伝えるつもりで、考えてみてください。

 

 

 これを「円柱」と表現するのは、数学(算数)なら正解です。しかし、国語の比喩表現の中では、正解になりません。なぜなら、「似たところのある別の事柄」でたとえていないからです。何にたとえられるでしょうか。

 

生徒に尋ねると

「缶」、「コップ」、「電池」、「トイレットペーパーの芯」、「筒」

といった表現が挙がりました。

 

人によっては「ハンコ」や「スティックのり」なども挙げていました。

 そういえば、こういう形をした「お菓子の箱」がありますよね。その商品名を言われると、即座にパッケージが思い浮かぶことでしょう。

 

「回転扉」という表現には思わずうなりました。よく思い付くなぁ。と。

 

授業では、2人1組で、比喩を使った伝え合いをやってみました。モニターに映し出された図を片方が比喩を使って説明し、もう片方が絵で描きあらわす。という活動です。

 絵の上手い、苦手は関係なしとして、特徴を掴めていればいいとしました。また、そっくりな絵が描かれたら、それは描いた人ではなく、説明した人の「伝える能力の高さ」として、評価しています。

お題の図や、生徒たちがどのような絵を描いたのかは、後編で紹介します。

 

( 続 く )