2020年3月の記事一覧
「謝辞」全文をご紹介いたします。
謝辞
木々に芽吹く若葉の色、頬にあたる風のにおいに春の兆しを感じる季節となりました。今日のこの佳き日に40期生161名は晴れて卒業の日を迎えることができました。
僭越ながら卒業生保護者を代表して、校長先生、教職員の皆様、またご臨席いただきましたご来賓の方々をはじめ、子供たち温かく見守り導いてくださったすべての皆様に、感謝とお礼を申し上げたいと思います。
入学式でまだ幼さの残る顔立ちから、しっかりとした頼もしい表情に成長した子供たち。身長も伸び、体格が大きくなるとともに心もめざましい発達を遂げた3年間でした。
神根中の学び舎で過ごした何気ない日々、それぞれがやり遂げた部活動、そして林間学校、都内へと年々活動範囲を広げていった校外学習においては、修学旅行先の京都の街を着物で散策するという貴重な経験もさせて頂きました。
昨年度までは先輩たちについて参加した様々な全体行事も後輩をリードして進められるようになり、その集大成ともいえる合唱コンクールでの全員合唱は、言葉を大切にした透明感あふれる歌声に心を揺さぶられました。
この成長ぶりを頼もしく感じる反面、保護者に対する会話の減少に寂しい思いもしましたが、一人ひとりが悩みつまずきながらも充実した学校生活を送る事が出来たのは、先生方地域の皆様、そして子供たちに携わってくださった全ての方々のおかげです。
小学校区中学校区とこの神根の地で育った仲間たち。春からはそれぞれが、また一段と広く新しい世界へと羽ばたいていきます。
何気ない毎日と出会いに感謝し、自分自身の心と体を慈しみ、隣人を、地球上のすべての自然を愛する人に成長していけるよう、これからも暖かく見守って下さいますようお願い申し上げます。
結びに、神根中学校の益々のご発展と、校長先生をはじめ諸先生方、地域の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。
令和2年3月13日
第40期生保護者代表 武内 裕子
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武内 さま 暖かく慈愛に満ちたお言葉を頂戴し教職員一同感謝を膨らませています。特別な卒業式となり、直接の場を設けることができず申し訳ありませんでした。ここでご紹介させていただきました。まことにありがとうございました。
今日から校庭を開放しました!
運動不足やストレスの解消のため、校庭を開放しました。生徒の声が校庭に響き、先生の顔がにこやかになりました。
41期!グラウンド開放の様子!
3~4週間ぶり久しぶりに、神根中のグラウンドに生徒たちの元気な声が響き渡りました!
せっかくなのでみなさん運動しませんか?
フットサル?ハンド?
みんな色々な種目を取り組んでいました!
F先生も一緒になってバスケ!
サッカー、野球、バスケ、バレー、ハンド、鬼ごっこ、どろけー
元気よくバレー!!
サッカーミニゲーム
41期のみなさん!学校に来て適度に運動をしよう!
明日は…Let's だんす?
みんなでグラウンドでだんすしようぜー!
#動画の掲載は、本人の承諾済
#部活動ではありません
#各自でいろいろな競技をやれます
#先生たちも運動します
#野球しようぜ みんな
BY ものづくりおじさん
神根中 Street View 。
今日の登校風景41期
臨時休校中の登校日、2年生の教室風景を覗いてみました。みんな貴重な1時間をとても大切に過ごしていました。
40期生卒業…
3月13日(金)卒業式が行われ、40期は神根中を巣立っていきました。卒業式には職員と卒業生しか参加することができませんでしたが、40期らしい温かな式となりました。また、在校生や職員が作成した素晴らしい掲示物も多くありましたので、ここに掲載します。
Hand Clap with everyone !!
41期のみなさん元気ですか?
体育の授業で踊ったダンスですよ!
室内でゴロゴロしてないでみんなで~身体を動かして~
Let's だんす!!!
41期のみんなさん、16日(月)10時に登校です!お忘れなく!
持ち物は、家庭訪問の時に紙で配布した8点です。
#実はダンスを先生たちが一番楽しんでる説
#センター2人のダンスのキレが異常
#2組の担任のM先生が一番面白い説
#校長先生ご協力ありがとうございました
#5組の担任は苦手で踊れていない説
BY ものづくりおじさん
卒業生から宝の箱を頂きました。
卒業生から宝の箱を頂きました。開けたらかわいいコメントが詰まっていました。この手作り感に感動です。
きのうが終わりました
3月13日。卒業式直前。職員室が凍り付いた。「ライブ中継ができない!原因がわからない。トラブル発生だ。もう生徒が登校してきてる!」小木田先生と広瀬先生の眉間に一筋汗が落ちた。「新しい中継アドレスを作り直す。」「教頭先生、保護者緊急メールで再配信用のアドレスを送っていただけますか!」
3月13日。卒業式直前。同時刻。ロータリーに3年生が集まっている。みんなすがしがしいいい顔をしている。ローターリーに笑顔の花がさいている。先生方はこの子たちのために最後の整備に余念がない。廊下のゴミを拾い、教室や廊下の掲示物を最後まで整えている。体育館は放送器具のチェック。換気のための窓開放。気づかれないところでこの日を支えている。
3月13日。卒業式。すばらしい呼名だった。代表者中島さんの授与は全員の分を受け取るような気合いがその姿勢や瞳に現れていた。僅かなぶれもない授与だった。卒業生の言葉は前生徒会長深田さん。彼女の言葉はいつも人の心を打つ。式のラストは式歌と校歌だ。深谷先生と広瀬先生が指揮と伴奏の大役をかってでた。生徒が高らかに歌いきった。感動した。
3月13日。ライブ中継。なんとか中継が始められた。同時視聴数が245に達した。最終的に視聴回数は1,789回だ。生徒と職員しかいない会場は、実は本来参列される保護者や来賓の人数をはるかにしのぐ人が見守る中での式となった。もちろん生徒は動揺はない。立派だった。
3月13日。式後。先生方はこの疲れが満足に変わる瞬間を味わっていた。3年の先生方がその夜最後の動画撮影を内緒で行っていた。生徒に内緒なのかな?卒業生はもう本当に卒業した。元気で。
3月14日。今日。先生方はもう次を見ている。休む間はない。次は1・2年生への支援だ。先生方は新たな目標を定め動き出す。ここまで保護者の方のご理解ご協力にあらためて感謝いたします。ありがとうございました。
あしただね。
3月3日。9日前。「春休みまで学校は休校!」になってから、1時間だけ許された登校日。昇降口で生徒らが詰め寄ってきた。「私たちもう卒業式まで学校にこられないんですよね。」「このままでは大好きな先生にお礼がいえません。」「受検が終わったらたくさんお話できると思っていたのに。」「この気持ちを伝えるにはサプライズしかないんです。」「先生、私たちに少しでいいから時間をください」
3月12日。9日後。集会の終わろうとしたときに、「ちょっと待ってください!」と生徒から声があがった。サプライズだ。3年生から先生方への唄のプレゼント。歌うは「Gift」。泣いちゃったらありがとうが届けられなくなる。堪えながら必死に歌う3年生。体育館に感謝が広がった。子どもたちの唄をまっすぐ受け止めたら、心が動揺して感じちゃいそうで、先生方は身の処し方が子どものようだった。すてきな時間。よかったね。先生にちゃんと届けられて。
3月12日。今日。部活動の顧問の先生と3年間の最後にミーティングが行われた。感染防止対策のため与えられた時間はわずか。みんな顧問の先生のもとに集まる。先生の顔はもう部活当時の厳しい顔はない。みんなみんな穏やかで優しい顔をしている。どこもかしこも幸せな時間が流れている。
3月13日。あした。明日はそこにおうちの方がいるつもりで返事をしてね。明日はそこに在校生がいると思って背筋を伸ばしてね。明日はそこにあなたが15年間で出会ったすべての人がいると思って、卒業賛歌を歌ってね。そして神根中生として歌う最後の歌、校歌を3年間を思いながら歌いきってね。神根史上最高の卒業式を作り上げてね。そしたら…さようならだね。
3月14日。あさって。あさっては3年生はもう卒業生。もういない。あさっては今は考えたくない…。