花丸 季節が変わる。

まる4月30日、きょう。市で新型コロナ対策会議が開かれる。5月末まで休校を伸ばしたことによる課題が当然話し合われるだろう。正解はなくても最善解を見つけ出す。有意義な会議になりますように。カーテン越しもう朝焼けが今日の暑さを予感させている。

まる4月28日、おとつい。休校を伸ばすことが決まった。何度目?。最初は「春休み前日まで」から始まった。「4月7日まで」「4月19日まで」「5月6日まで」そして今回。職員室で号外のように(延長内容を)伝えたとき、もう誰ひとり驚きの反応をする先生はいなかった。緊急メールを受け取られた保護者のかたも同じだったのだろう…。

まる4月27日、さきおとつい。補助教材を配布販売できた。緊急措置で車での来校にも対応した。来られたみなさんがみんな感染防止への気遣いを持って行動されていた。嬉しかった。「思いは見えないけれど、思いやりは見える」宮澤章二の詩を思い出した。

まる5月1日、あした。入学の門出を祝うことができないまま季節が変わる。学校の正門、両脇にドウダンツツジの木がある。今年は数輪しか花咲かなかった。桜も、ドウダンツツジもその季節は過ぎる。来年会おう。必ず。そして思い切りお祝いしよう。(何にお祝い?)何にでも!。さあ、久しぶりに先生方が一同に参集だ。「5月は守りから攻めに転じたい。」そんな話をしよう。