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カテゴリ:つれづれなるままに

花丸 私たちの行動が日本を救う!

まる臨時休校が決まったとき(2月28日)、学年集会で生徒の皆さんに心に留めてほしいことを話しました。そのとき使ったボードです。1ヶ月経ちました。日本は死者数が他国に比べて抑えられています。これは、生徒を含めた臨時休校を乗り越えて頑張られている日本人の成果だと思います。この先はまだ見えません。オリンピックも延期になりました。でも頑張れます。日本を救うのはあなた方です!。日本を救うのは私たちです。

 

お祝い 「謝辞」全文をご紹介いたします。

謝辞

まる木々に芽吹く若葉の色、頬にあたる風のにおいに春の兆しを感じる季節となりました。今日のこの佳き日に40期生161名は晴れて卒業の日を迎えることができました。

まる僭越ながら卒業生保護者を代表して、校長先生、教職員の皆様、またご臨席いただきましたご来賓の方々をはじめ、子供たち温かく見守り導いてくださったすべての皆様に、感謝とお礼を申し上げたいと思います。

まる入学式でまだ幼さの残る顔立ちから、しっかりとした頼もしい表情に成長した子供たち。身長も伸び、体格が大きくなるとともに心もめざましい発達を遂げた3年間でした。

まる神根中の学び舎で過ごした何気ない日々、それぞれがやり遂げた部活動、そして林間学校、都内へと年々活動範囲を広げていった校外学習においては、修学旅行先の京都の街を着物で散策するという貴重な経験もさせて頂きました。

まる昨年度までは先輩たちについて参加した様々な全体行事も後輩をリードして進められるようになり、その集大成ともいえる合唱コンクールでの全員合唱は、言葉を大切にした透明感あふれる歌声に心を揺さぶられました。

まるこの成長ぶりを頼もしく感じる反面、保護者に対する会話の減少に寂しい思いもしましたが、一人ひとりが悩みつまずきながらも充実した学校生活を送る事が出来たのは、先生方地域の皆様、そして子供たちに携わってくださった全ての方々のおかげです。

まる小学校区中学校区とこの神根の地で育った仲間たち。春からはそれぞれが、また一段と広く新しい世界へと羽ばたいていきます。

まる何気ない毎日と出会いに感謝し、自分自身の心と体を慈しみ、隣人を、地球上のすべての自然を愛する人に成長していけるよう、これからも暖かく見守って下さいますようお願い申し上げます。

まる結びに、神根中学校の益々のご発展と、校長先生をはじめ諸先生方、地域の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。

令和2年3月13日

第40期生保護者代表 武内 裕子

 

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武内 さま 暖かく慈愛に満ちたお言葉を頂戴し教職員一同感謝を膨らませています。特別な卒業式となり、直接の場を設けることができず申し訳ありませんでした。ここでご紹介させていただきました。まことにありがとうございました。

花丸 40期生卒業…

 

3月13日(金)卒業式が行われ、40期は神根中を巣立っていきました。卒業式には職員と卒業生しか参加することができませんでしたが、40期らしい温かな式となりました。また、在校生や職員が作成した素晴らしい掲示物も多くありましたので、ここに掲載します。

お知らせ Hand Clap with everyone !!

41期のみなさん元気ですか?

体育の授業で踊ったダンスですよ!

室内でゴロゴロしてないでみんなで~身体を動かして~

Let's だんす!!!

 

 

 41期のみんなさん、16日(月)10時に登校です!お忘れなく!

持ち物は、家庭訪問の時に紙で配布した8点です。

 

#実はダンスを先生たちが一番楽しんでる説

#センター2人のダンスのキレが異常

#2組の担任のM先生が一番面白い説

#校長先生ご協力ありがとうございました

#5組の担任は苦手で踊れていない説

BY ものづくりおじさん

キラキラ あしただね。

まる3月3日。9日前。「春休みまで学校は休校!」になってから、1時間だけ許された登校日。昇降口で生徒らが詰め寄ってきた。「私たちもう卒業式まで学校にこられないんですよね。」「このままでは大好きな先生にお礼がいえません。」「受検が終わったらたくさんお話できると思っていたのに。」「この気持ちを伝えるにはサプライズしかないんです。」「先生、私たちに少しでいいから時間をください」

まる3月12日。9日後。集会の終わろうとしたときに、「ちょっと待ってください!」と生徒から声があがった。サプライズだ。3年生から先生方への唄のプレゼント。歌うは「Gift」。泣いちゃったらありがとうが届けられなくなる。堪えながら必死に歌う3年生。体育館に感謝が広がった。子どもたちの唄をまっすぐ受け止めたら、心が動揺して感じちゃいそうで、先生方は身の処し方が子どものようだった。すてきな時間。よかったね。先生にちゃんと届けられて。

まる3月12日。今日。部活動の顧問の先生と3年間の最後にミーティングが行われた。感染防止対策のため与えられた時間はわずか。みんな顧問の先生のもとに集まる。先生の顔はもう部活当時の厳しい顔はない。みんなみんな穏やかで優しい顔をしている。どこもかしこも幸せな時間が流れている。

まる3月13日。あした。明日はそこにおうちの方がいるつもりで返事をしてね。明日はそこに在校生がいると思って背筋を伸ばしてね。明日はそこにあなたが15年間で出会ったすべての人がいると思って、卒業賛歌を歌ってね。そして神根中生として歌う最後の歌、校歌を3年間を思いながら歌いきってね。神根史上最高の卒業式を作り上げてね。そしたら…さようならだね。

まる3月14日。あさって。あさっては3年生はもう卒業生。もういない。あさっては今は考えたくない…。

 

虫眼鏡 神根中streetview

神根中へ通った道、そして帰り道。今年から許可されたあの北川口陸橋地下通路。やはり竹林を抜けると学校がそこにある。「いいね!」の吐露が聞こえてきます。

キラキラ 3月11日

まる3月11日。9年前、私は新座中学校に勤めていました。目の前でグニャグニャと波打つように揺れる校舎を仰ぎ見ました。清掃活動中の生徒らを校庭に避難誘導するさなか、パニックで家に逃げ帰ろうと暴れる生徒を抱きしめました。生徒ら全員自宅に帰宅させ終わったとき、ようやく自分の家族を思いました。一番大切なはずの家族に連絡すらできませでした。信じるだけでした。

まる3月11日。9年前、3年生は小学校にあがる直前のことです。3年生の中には卒園式やお別れ会のできないまま小学校に入学した子もいます。あれから9年、今また彼らに試練が襲いました。三送会はなくなりました。感染を防止するために卒業式は縮小されます。

まる3月11日。今日、体育館では先生方が3年生のためにイスだしから、卒業式の準備に汗していました。縮小しても、質素にしても、それでも神根史上最高に温かい式をつくりたいと準備しています。3年生、3年間の中学校生活の集大成をこの本番一発勝負のわずか1時間にこめようとしています。

まる3月11日。今日、例えば、紅白幕をとめる画鋲を卒業生のためにきれいなまっすぐなものを選んでいる先生がいました。卒業生に見られることもないのに。退場のときしか目にしない壁に掲示物を貼る先生方もいました。退場の涙のなかでその絵はどうみえるのでしょう。

まる3月12日。あした。3年生は登校日です。1時間しか学校にいられません。「学校がある」という日常がどれほど尊いか、3年生は明日また気づきます。みんな笑顔で来てください。特別な顔はいりません。ただただ、笑顔で来てください。待っています。

キラキラ 東雲(しののめ)色ってどんな色?

「天文雑誌の記事に惹かれ、未明の海へ出かけてきた。いて座辺りか、火・木・土星が瞬いていた。寒さに耐えていたら漆黒から日の出の方角が東雲色に染まりだす。今日が始まる場所を見た。合格発表、卒業…。3年生にも夜明けが近づいている。彼らの日の出を祝いたい。」(3月学校だよりから)

キラキラ 3月5日登校日の教室朝風景

臨時休校後はじめての登校日でした。担任の先生が生徒を迎え入れる準備をしていました。

この後生徒が登校しましたが、ほんのわずかの時間だのに、それまでの日常となにも違わないかのように誰もが振る舞っているようでした。